概要
大阪市内(梅田・難波・天王寺)で無人運営の小規模ホテルを 3 施設展開している事業者様から、「予約サイト経由で一度泊まったお客様に、次は LINE から直接予約してほしい」というご相談をいただき、LINE 公式アカウントとミニアプリで直接予約からチェックアウトまでを完結できる仕組みを作りました。
課題
- 初回の宿泊は予約サイト(OTA)経由がほとんどで、手数料の負担が大きい
- 無人運営のため、チェックインの手続きや鍵の案内をフロントで行えない
- 施設ごとにアクセス・部屋・周辺案内が違い、お客様への案内がばらばらになっていた
作ったもの
リッチメニュー
館内の案内から友だち追加したお客様に向けて、再訪を促すクーポンと予約の入口を並べました。「ホテル検索」を押すと 3 施設のカードがトークに届き、カードからそのホテルを選んだ状態で予約画面を開けます。

ミニアプリ

予約は、実際の予約サイトと同じ「検索 → 部屋を選ぶ → 確認 → 完了」の 4 画面に分け、上部に進み具合を出しています。
| 予約の状態 | できること |
|---|---|
| 予約済み | 事前チェックイン、キャンセル |
| 滞在中 | 鍵・入室の案内、滞在ガイド、周辺案内、チェックアウト |
| 宿泊済み | 内容の確認 |
- 予約番号は施設ごとに頭の文字を変えて発行(梅田
HU、難波HN、天王寺HT) - 鍵の暗証番号は予約ごとに発行し、滞在中の予約にだけ表示
- 予約完了・チェックイン・チェックアウトのタイミングで、トークにメッセージを送信
クーポン
「おかえりなさいクーポン」「連泊割」のほか、「LINE での宿泊が 2 回目以降」「前回と別の施設を予約」といった条件付きのクーポンを用意しました。使えるかどうかは宿泊履歴からサーバー側で判定し、使えないときは理由を表示します。
:::note info クーポンの条件判定は画面側ではなくサーバー側で行っています。画面から送られてきた値を信用せず、LIFF の ID トークンを検証して得たユーザー ID で履歴を引いています。 :::
工夫したところ
- 無人運営なので、鍵・Wi-Fi・滞在ガイドを施設ごとに分け、滞在中の予約にだけ出すようにしました
- 宿泊者情報は事前チェックインで受け取り、当日は鍵の案内を見るだけで入室できる流れにしました
- 部屋の空き管理は既存の仕組みに任せ、LINE 側は予約の受け付けと案内に絞りました
